こんにちは。四日市市障害者体育センターです。
去る11月12日火曜日午前11時頃から、月1回のWAX掛け・草取り清掃が完了してから、当館事務室にて障害がある人の人権について、職員全員で研修を行いました。
当日は市民社会研究所の代表理事で、当館・四日市市障害者体育センター運営委員会の運営委員長でもある、松井真理子先生をお招きし、約1時間にわたって
「障害がある人の人権」
というテーマで講義を受けました。講義によると、2023年時点で身体・知的・精神(発達障害も含む)の何らかの障害を持っている方は、1,160万人にものぼる、とのことでした。つまり、日本人の10人に1人は何らかの障害を持っている、ということになるのですね。また、人口における割合で言うと、身体障害の方は比較的高齢の方が多く、知的・精神障害の方は、比較的若い方が多い、とのことでした。確かに、年を重ねると何らかの不具合が身体に出てくることもありますものね。
人権という思想は、江戸時代中期ぐらいからヨーロッパを中心に発達した思想らしいです。比較的最近の日本では、人権について優生保護法による問題が話題になったことが記憶に新しいですね。髙橋も驚いたのは、出生前検査で障害のある子どもが生まれる可能性があると、多くの両親が妊娠中絶という選択肢を選んでしまう、ということでした。これは難しい問題で、障害がある人も生きやすい社会に変えていけると良いですね。
今後も折に触れて、職員それぞれが研修を行っていけたら、と髙橋は考えています。
今後とも当館の応援を宜しくお願いいたします。
(ちなみにこのブログは11月2日土曜日となっていますが、執筆したのは11月20日水曜日ですので、安心してください。)