こんにちは。四日市市障害者体育センターです。
去る令和5年10月10日火曜日(※本来、四日市市障害者体育センターは毎週火曜日は休館日ですが、基本的に毎月第2火曜日は職員は出勤して、午前中、WAX掛け・草取り清掃を行っています。)は、午前10時半からNPO法人市民社会研究所の代表理事である、松井 真理子先生(四日市市障害者体育センター運営委員会の運営委員長も兼任されています。)を講師としてお招きして、個人情報に関する職員研修を行いました。
個人情報保護研修のタイトルは、「情報化社会と個人情報保護」です。松井先生のお話によると、個人情報に関する話題が登場するようになったのは、インターネットの普及が影響しているそうです。
社会には3つの段階があり、歴史的に古い方から農業化社会、工業化社会、情報化社会という段階があるそうです。先ず、人々は太古の昔、狩猟等の生活により各地を転々とする移住生活をしていましたが、稲作等の農業の発達により、移住生活の必要が少なくなり定住生活が始まりました。これが農業化社会なのだそうです。続いて、イギリスの産業革命に始まる工業化社会の到来により、人々の世界の情報量が増え、最後にインターネット、携帯電話の普及等により、情報化社会が到来したそうです。
そして、令和5年現在の社会においては、
- 全ての事業所が個人情報保護法を守らなければいけない。
- 個人情報(氏名、住所、電話番号、生年月日等生存する個人に関する、特定の個人が識別できる情報)を事業所が集める場合は、本人に情報を集める目的を説明しなければならない。
- 事業所は、個人情報を適切に保管し、漏洩しないように対策をほどこさなければならない。
- 個人情報を第三者に提供する場合は、本人の同意を得なければならない。
- 3.に関して、個人情報を第三者に提供した場合は、事業所は提供した事実を記録しなければならない。
- 本人から個人情報の開示を求められたら、個人情報を開示しなければならない。
などのことがルールとして決められているそうです。髙橋が知らなかったこと、納得できたこともたくさんありました。松井先生、ありがとうございました。